横浜市(及び旭区の)ブランディング戦略〜TV・映画作品の誘致で街の魅力向上を!
「横浜」はイメージが良くて魅力溢れる素晴らしいまちです。開港依頼、今年で164年。横浜市には、ものの始まりの歴史とともに「全国1位(日本一)」という項目が多数あります。複数の不動産会社が毎年実施している「住みたいまちランキング」で、5年連続、もしくは10年連続で1位を取り続けている「イメージが良くて憧れのまち」が横浜市です。この評価を更に高める戦略的取組が必要です。
- フィルム・コミッション事業
その戦略の1つが、撮影地に選ばれる事で知名度を更に高める「フィルム・コミッション」事業です。横浜市内における映画やドラマ等の撮影支援や、支援作品との積極的なタイアップを通じた魅力発信の事業を、16百万円(令和5年度)、5人体制で行っています。TVや映画作品で横浜が舞台に選ばれる事により、観光誘客や街のブランディングなど。高い広告効果に繋がっています。
2年度 | 3年度 | 4年度 | |
相談件数 | 708 | 838 | 856 |
支援件数 | 55 | 51 | 60 |
主な支援作品 | 逃げるは恥だが役にたつ、シン・ウルトラマン、耳をすませば、劇場版「TOKYO MER」、新・美の巨人たちなど |
- 旭区議員団会議(6月12日)での議論
今年3月18日に「相鉄・東急直通線」が開通し、都心へのアクセスが大幅に向上した旭区。昨日の旭区・議員団会議で、「これを機会に、若い世代(子育て世代)の流入促進の具体的取組を」という議論をしました。会議後の懇親会で、私から「旭区でもフィルム・コミッション事業を」という提案をしました。
- 旭区のフィルム・コミッション事業のポテンシャル
既に旭区は、若葉台団地、川井浄水場、南万騎が原・駅前広場(ドラマ・逃げるは恥だが役にたつ)などの複数箇所が、フィルム・コミッションを通じてドラマの撮影地になっています。また、フィルム・コミッションを通さずに、「聖マリアンナ病院」「富士見学園」などが撮影地となっています。
本日、所管課(政策局・フィルムコミッション)へ「旭区を撮影地に!」という提案を行いました。担当者と議論をしたところ、撮影サイド(ディレクター)としては、「病院」や「学校」などを撮影地に使いたい(できれば廃校が好ましい)、というニーズが高いそうです。
ズーラシア、こども自然公園、里山ガーデン、左近山団地など。ドラマや映画の舞台に適した「豊かな自然」や、閑静な住宅街が広がる旭区。横浜市とともに「旭区」が、撮影地に選ばれる為の戦略・戦術。微力ながら進めてまいります。