デジタル化推進・特別委員会〜「提言書」作成に向けて

  • 令和4年度(来年度)予算審議始まる

 

令和4年・横浜市会・第1回定例会が1月31日から始まります。今定例会で、山中新市長が初編成する来年度(令和4年度)予算案が審議されます。健康福祉、行政のデジタル化、経済振興、観光、中学校給食の実現など。取り組むべき課題は山積しています。「ヨコハマ新時代」を目指し、市民の皆さんの代表者として、来年度予算の審議にのぞみます。

 

 

  • デジタル化推進・特別委員会

 

今度度から新しく出来た特別委員会で、委員長を務めさせて頂いています。委員会では以下のような、新たな取組みに挑戦しています。

 

・市職員へアンケート実施(問題点・ボトルネックの把握)

・民間団体(Code for 横浜)との意見交換WS(ワークショップ)

・  佐賀県職員(4,000人)のテレワークを実現した「森本登志男」氏(佐賀県・元CIO)を参考人招致

・議論・分析を踏まえた具体的提言書の作成・提出

・3つの議員グループに別れて、提言書を取りまとめる

 

 

特別委員会委員と民間団体(Code for YOKOHAMA)との意見交換。オフサイトで行いました。

 

 

 

今年度の特別委員会では、行政業務の「テレワーク」「ペーパレス」の推進が中心議題です。参考人・森本氏は著書「あなたのいるところが仕事場になる」では、3つの主要課題が、以下のようにあげられています。

 

①  インフラの問題

②  制度の問題(例:職務規定・人事制度など)

③  文化の問題(例:トヨタでは「改善」の文化が現場に)

 

 

 

  • 「テレワーク」実施にあたっての問題点

 

その中で、私のグループでは①の「インフラの問題」に取組んでいます。

<課題・背景>

・  オンライン会議のニーズはかなり高い。が、インフラが不足していて、充分に実施出来ない。

・  WiFi(無線LAN)環境が整っておらず、テレワーク専用端末と会議室を予約しないと、オンライン会議が出来ない。自席でオンライン会議が出来ない。

・  企業局、市長部局、区役所でインフラの整備、出来る事のレベルが違う

・  そもそも職務規程で、自席もしくは自宅でしか業務が出来ない

・  (仮想化技術で)自宅から自席のPC端末を操作出来ない(一部出来る部署もある)

・  リモート(外部から)で、様々な情報にアクセスで出来ない(自分宛てメールも出社しないと見れない)

・  様々な問題があるが、それを上申する(受け止め改善する)部署がない。ので、改革・改善は無理だと諦めてしまっている。

 

 

 

  • 改革・改善に向け提言書を作成中

 

課題を踏まえて、提言書を作成中。今年2月に提出する予定です。

◆  民間企業で出来る事/他の自治体で出来る事。は、横浜市でももちろん出来る

◆  市役所/区役所/市民利用施設(図書館、地域ケアプラザ、地区センター)などあらゆる場所でテレワークが出来るようにする(例:区役所に直行直帰)

◆  そのテレワークオフィス。市民も利用出来るようにする