郊外部(旭区)に働く場の創出を!〜市民利用施設にWiFi設置(実現)、図書館増設を提案!
- 「郊外部における働く場の創出事業」(1百万円)
来年度(令和3年度)予算で「郊外部における働く場の創出事業」(1百万円)が計上されています。この予算、具体的には旭区の調査に使われる予定です。
- 「ネスティングパーク黒川」を視察
その参考事例・モデル事業として、小田急多摩線黒川駅前にあるブルースタジオ・プロデュースの「ネスティングパーク黒川」(2019年5月誕生・グットデザイン賞受賞)を視察しました。
ブルースタジオは「ホシノタニ団地」(小田急線・座間駅前)のリノベーション・再生事業で大成功。し、その流れで、小田急電鉄と組み、小田急線沿線・50駅を徹底調査(都市部への通勤、家賃、就業人口他)。人口動態をコーホート分析し、比較的若い世代の流入がある、この黒川駅前が対象地に選ばれました。
黒川駅の乗降客数は8,731人と少数。ですが、川崎市の「マイコンシティ事業」には4,000人の就業者がいて、この黒川駅を利用する人もいます。この黒川駅は隠れたポテンシャルのある場所です。
- 「働く、遊ぶ、暮らすのあいだ」がコンセプト
殆ど何もお店がなかった駅前。ですが、地元農家の野菜を使った地産地消カフェや、火を囲んだ団らんが出来る焚き火サイト、駅前なのにBBQが出来るスペースや、子供たちが走り回る芝生の広場、お茶やランチが出来る椅子・机など、居心地のいい空間の誕生により、新しい人の関係性や、コミュニティが形成されています。
貸しスペースの家賃は(53,000円、18,000円、10,000円のデスク)と低額設定。店舗、サロン、ギャラリーなどとして24時間・356日利用可能。法人登記も可能。ミーティングルーム、ミニキッチン、シャワーブース、トイレ、駐車場などの付帯設備あり。WiFi完備で、駅前のドロップインオフィスとしても使えます。
「働く、遊ぶ、暮らすのあいだ」がコンセプト。家賃を低額設定した事により大々的な起業まで行かなくても、自分の住む地域で、何か「なりわい」(=小さな商売)を始めてみたい、という人々をターゲットにしています。スモールスタートを希望する人々に最適な場所です。
旭区の駅前に、こんな素敵なスペース(空間)が出来たら最高です!
- 地域ケアプラザ・地区センターへのWiFi設置を提案!
横浜市内にある地域ケアプラザ(市内140ヶ所)、地区センター(市内80ヶ所)へのWiFi設置の提案をしています。予算化がなされ、間もなく身近な市民利用施設で、WiFiが使える環境が整います。コロナ禍となり、テレワーク・リモートワークが拡がり、自宅で働くサラリーマンが増えています。そこで、皆さんの身近な市民利用施設が、ちょっとした「ドロップイン・オフィス」として使える為の環境整備が必要と考えています。政策として、引き続き提案・推進をしていきます。
- 費用対効果が高い提案〜地区センターを図書館へ!
また、横浜市内の図書館は1区に1館で18館しかなく、「図書館が少なすぎる」という市民の声があります。市内に80館ある「地区センター」には図書コーナーがあります。が、地区センターごとに独立しており、横浜市全体の貸出システム(4百万冊)と繋がっていません。これを連結するシステム投資(数億円)をすれば、建物を建設する事なく、新たな80の図書館が誕生する事になります。80の地区センターを、新たな図書館に変えるシステム投資=費用対効果が高い提案を今後も続けていきます(実現は今後です)。