旭区消防団の活躍〜2年連続で総務大臣表彰を受賞!
- <横浜市消防団>地道な募集活動で団員数急増 定員に迫る
全国の消防団員数は、昭和27年当時200万人以上でしたが、平成2年には100万人を割り込み、平成29年には85万人となっています。全国的には消防団員の減少に歯止めがかかっていません。
そんな中、横浜市の消防団員数は、毎年100〜300人づつ増えており、全国でも珍しい顕著な増加数となっています。
実員数(人) | 充足率(%) | 前期比増加数 | |
H27年4月 | 7,164 | 86.3 | − |
H28年4月 | 7,378 | 88.8 | +214 |
H29年4月 | 7,669 | 92.3 | +291 |
H30年4月 | 7,810 | 94.0 | +141 |
H30年10月 | 8,122 | 97.8 | +312 |
※条例定数・規則定員:8,305人
東日本大震災を契機に新設された市消防局の消防団課と連携し、地域の消防団員による地道な募集活動を行った事が、上記結果に繋がっています。大変素晴らしいことであり、称賛に値します。横浜市消防団は、平成30年度中の充足率100%を推進目標として、地道な募集活動を継続中です。
- 消防団員のしごと
消防団員は消防組織法に基づき、市町村の消防職員とともに、火災や水害がおこった時に出動する非常勤特別職の地方公務員です。災害対応のための訓練や、市民への防災・救急指導なども行います。「自らの地域は自らで守る」の精神のもと、日頃は、夏祭り、どんど焼きといった地域のイベントでも必ずお会いする皆さんです。
- <旭消防団の活躍>総務大臣賞受賞/消防操法技術訓練会
旭消防団は、消防団員や女性団員の増加などの理由により、2年連続で総務大臣表彰を受賞しています。平成29年度は全国約2,200の消防団の中から34団体しか選ばれない栄誉です。また、旭消防団第4分団は、平成29年の横浜市消防操法技術訓練会で優勝し、翌年には市の代表として神奈川県の大会に出場しています。
H28年12月 | 団員が35人以上増加した消防団・女性団員の増加数が大きい消防団として、横浜市旭消防団が総務大臣表彰を受賞 |
H29年10月 | 消防団・女性団員の増加数が大きい消防団として、横浜市旭消防団が総務大臣表彰を受賞(2年連続の受賞) |
H29年10月 | 横浜市消防操法技術訓練会(消防団の部)で、参加20チーム中、旭消防団(第4分団)が優勝 |
H30年7月 | 神奈川県消防操法大会に、横浜市消防団を代表して、旭消防団第4分団が出場 |
- 女性団員数の増加
旭区消防団では、女性消防団員確保の取組みを積極的に進めています。女性団員数は、平成27年4月66人から平成29年4月には125人となっています。
消防団名 | 団員確保対策の取組み好事例 |
旭 | ・ 若葉台団地に特化した団員募集
・ 託児所の設置による女性団員の活動環境整備 ・ 女性ネットワークを活用した団員募集 ・ 保育園職員(勤務地団員)の入団 |
- 年末年始 消防特別警備
消防署と消防団が連携して地域を巡回し、出火防止や放火防止対策等を呼びかける『年末年始 消防特別警備』が、平成30年12月20日(木)〜平成31年1月4日(金)まで行われます。年末年始の献身的な活動に感謝します。