旭区放射線量測定結果
※旭区第一回測定は中沢小学校
横浜市は6月1日の記者会見で、小学校や保育園、公園の地表近くの大気や、小学校の給食食材の放射線量を測定することを発表しています。
大気測定は、毎月、各区ごとに小中学校4ケ所、保育園2ケ所、公園は市内2ヶ所を、小学校給食は、献立に使う野菜などを1日1つづつサンプル調査するものです。
本日は第一回の放射線量測定が旭区の中沢小学校他、市内の18ヶ所で行われました。
消防局が所有する放射能測定機を使用し、小学校の校庭の地表高さ50cmの位置で5ヶ所を測定し、その最小値と最大値を公表しています。
6月13日 中沢小学校校庭 放射能測定結果
最小値 0.07マイクロシーベルト/時間
最大値 0.13マイクロシーベルト/時間
市の発表では、この放射線量のもとで児童生徒が校庭を1年間利用しても、文部科学省が示した目標値である「学校において年間1ミリシーベルト」以下を下回り、校庭等の活動に支障はない、となっております。
その他の地点での値は、市のHPで掲載されておありますが、概ね旭区の値と同等のレベル(最小値0.04~最大値0.15マイクロシーベルト/時間)となっております。
放射線量測定に関しては、市民からの声が約430件、5月末までに市に寄せられ、議会において、放射線量測定に関する市の消極的な姿勢を正したことが、今回の測定開始につながっています。