地域交通の活性化〜ひかりが丘団地の要望に基づき議会で質問しました!
最寄り駅まで15分の交通体系は、横浜市全体では、人口ベースで9割がカバーされています。しかしながら、地元の旭区は、15分の圏域に入っていないエリアが広い上に、地形的に高低差が大きく、地域の高齢化も進展している為、移動手段に関し非常に大きな課題を抱えています。このため、多くの方々から、地域の交通利便性を高めてほしいという要望をいただいています。
● ひかりが丘団地からの要望
先日、旭区のひかりが丘団地から中山駅へのバス便を増便してほしいとの要望をいただきました。ひかりが丘団地から、緑区の森の台団地を通り中山駅に向かう最短距離のルートです。現在は1時間に1本程度の運行で、この最短距離のルートのバス便を増便して欲しい、という地元からの要望がありました。現在の中原街道をとおり迂回するバスルートに比べて、中山駅への到着時間が大幅に短縮されます。
しかし、当該地区は民間バス事業者(相鉄バス)の営業エリアとなっているため、行政として関与しづらい側面があるとの事です。
路線バスは公共性が高いサービスなので、こういった市民の声が事業者に届くよう、民間バス事業者に対しても市がリーダーシップを発揮していくべきだと考えます。
●地元からの要望に基づき議会で質問しました
ひかりが丘団地からのバス便増便の要望に基づき、2月28日の予算特別委員会「都市整備局」の局別審査で、質問をしました。
<質問:大岩>
地域の声を真摯に受け止め、民間バス事業者への働きかけをもっとしっかり行うべきだと考えますが、局長の見解を伺います。
<回答:都市整備局長>
市民の皆様から寄せられたご要望につきましては、関係するバス事業者や地域ごとに整理し、市内の全てのバス事業者に周知しております。バス路線の維持・増便などは、事業者による経営判断であり、市としての関与には限界がございますが、本市の交通政策の目標を事業者と共有し、連携した取組を進めてまいります。
●まとめ
超高齢社会を迎えた横浜市や旭区にとって、大変重要なテーマであるため、今後も機会あるごとに、議会の中で取り上げていきたいと思います。